太平洋・島サミット第3回中間閣僚会合の開催

　1月17日、外務省飯倉公館において、太平洋・島サミット（PALM）第3回中間閣僚会合が開催されました。
 　岸田文雄外務大臣は、太平洋諸島フォーラム（PIF）の議長国であるローリン・S・ロバート・ミクロネシア連邦外務大臣とともに共同議長を務めました。トンガ政府からは、同政府を代表して、タニア・トゥポウ駐日トンガ大使が、太平洋島嶼国の首脳や閣僚及びPIF事務局長と共に会合に出席しました。
 　岸田大臣は会合で、第8回太平洋・島サミット（PALM8）を2018年5月18日及び19日に福島県いわき市で開催することを発表し、各国首脳らに歓迎されました。各国首脳らから、PALMを通じての我が国の支援に謝意が示され、PALMプロセスに基づく対話と協力を通じてパートナーシップを一層強化する固い決意を再確認しました。
 　会合では、PALM8に向け、太平洋島嶼国の人材育成への貢献を含むPALM7におけるコミットメント、気候変動による影響に起因する諸課題に対応するための自立的かつ持続的発展達成に向けた協力、自由で開かれた海洋秩序の維持、国際場裡での協力、PALM8に向けた方向性等について活発な議論が行われ、「議長総括」が採択されました。
 　我が国は、1997年から太平洋・島サミットを3年に1度日本で開催し、地域的及びグローバルな様々な問題につき率直な意見交換を行うことで、太平洋島嶼国との間の緊密な協力関係を構築してきています。中間閣僚会合は、2010年から太平洋・島サミットの中間に当たる年度に開催しています。

太平洋・島サミット 第3回中間閣僚会合（結果）（外務省HP）