「トンガ・カレッジ中高等学校技術科教室整備計画」の竣工式

平成29年10月6日

10月3日 草の根・人間の安全保障無償資金協力-竣工式典の実施

10月3日(火)、平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件である「トンガ・カレッジ中高等学校技術科教室整備計画」の竣工式典が行われ、沼田行雄駐トンガ大使は、日本政府及び国民を代表し、新しい技術科の校舎を同校の父母教師会に引き渡しました。式典には、ぺニシマニ・フィフィタ教育訓練大臣、クロウド・トゥポウ同省次官、マイカ・ハウペアクイ財務計画省次官補が出席し、同校生徒約800名及び関係者とともに校舎の完成を盛大に祝福しました。

「ようこそ!!沼田大使」と日本語で書かれた手作りバナーが飾られた式典会場で沼田大使は、新校舎整備により同校の技術科教育の質の向上に貢献できたことを強調すると共に、「今次事業は、トンガ・カレッジ中高等学校と日本がこれまでにJICAボランティア派遣や日本へのラグビー留学などを通して培ってきた友好関係の更なる強化につながると確信します。」と述べました。

続いて、フィフィタ大臣は、トンガ政府及びトンガ・カレッジ中高等学校を代表して、日本政府及び国民に対する深甚なる謝意を示すとともに、「本支援は、同校生徒のニーズに応じた教育の提供、また、将来の選択肢の拡大に資するものです。」と述べました。

本事業は、被供与団体である同校父母教師会から、中途退学・留年者の減少及び若手技術者育成を通じた当地の失業率の低減及び国内生産率の向上を目的に、安全で衛生的な教育環境を確保するための技術科教室を整備したいとの要請があり、実施されたものです。

草の根・人間の安全保障無償資金協力制度は、途上国特有の開発需要に対応するために、トンガ王国では1990年に導入され、様々な分野で270件を超える事業が実施されてきました。本支援は、トンガ王国政府及び国民によるトンガ国家戦略開発計画の達成へ向けた努力を支援する日本の姿勢を示すものであり、ひいては、日・トンガ両国の政府・国民間の温かく緊密な関係の更なる強化へと繋がることが期待されます。

  • 新校舎の完成を祝う沼田大使、フィフィタ大臣、トンガ・カレッジ中高等学校の生徒


    本事業の詳細につきましては、上記のFact Sheet(英文)をご参照ください。