草の根無償「聖フランシスコ・アシシ小学校の整備計画」の竣工式

11月9日(金)、平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件である「聖フランシスコ・アシシ小学校整備計画」の竣工式が行われ、石井哲也駐トンガ大使は、日本政府及び国民を代表し、新しい校舎を同校に引き渡しました。式には、マフィ枢機卿、セベレ卿他が出席し、同校児童及び関係者とともに校舎の完成を祝福しました。

石井大使はスピーチで、「日本はトンガの教育分野への支援を常に重視してきました。教育は、児童の成長及び国家の繁栄の基礎であると確信しています。」と述べ、続いて、在トンガ日本大使館及びトンガ政府教育訓練省が主催する「全国そろばん大会」で同校の児童が例年優秀な成績を収めるなど、そろばん教育を通じても日本と密接な繋がりがあることに触れ、大変喜ばしいことと述べました。

また、石井大使は、「聖フランシスコ・アシシ小学校の児童1人1人がたくましく、責任感のある大人に育ち、トンガの将来を担うことを願っています。そのためにも、児童の皆さんには、学友や先生たちと共に過ごすこの時間を大切にしてもらいたいと思います。私たちは、同校において安全で衛生的な教育環境を整え、皆さんが有意義に学校生活を送る手助けができ、とても嬉しく思います。」と述べました。

同校が所属するカトリック教会を代表して、マフィ枢機卿は日本政府及び国民に対して深甚なる謝意を示しました。本事業は、2010年の開校以来年々増加してきた児童数に対応するために、教室を増築し、安全で衛生的な教育環境を確保したいとの同校父母教師会からの要請を受けて実施されたものです。日本政府は父母教師会に73,965米ドル(約800万円)を供与し、5・6年生用の2教室及びトイレ棟の新規整備を行いました。

草の根・人間の安全保障無償資金協力制度は、途上国におけるコミュニティレベルでの開発需要に取り組むために、トンガ王国では1990年に導入され、これまで様々な分野で270件を超える事業を実施してきました。この支援は、トンガ王国政府及び国民によるトンガ国家戦略開発計画の達成へ向けた努力を支援する日本の姿勢を示すものであり、ひいては、日・トンガ両国の政府・国民間の温かく緊密な関係の更なる強化へと繋がることが期待されます。


  • 平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「聖フランシスコ・アシシ小学校整備計画」竣工式


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