より早く現場からの放送が可能に ―経済社会開発計画 トンガ放送協会にラジオ中継車を引き渡し―

2019/11/11
11月8日、平成26年度防災機材ノンプロ無償資金協力を通じて、ラジオ中継車がトンガ放送協会(TBC)に供与されました。引渡式は、TBCの主催により、石井哲也駐トンガ大使夫妻を主賓に迎えて、ファシモエアフィ地区のTBC本社において開催され、ポアシ・テイ気象・エネルギー・情報・災害管理・環境・通信・気候変動省(MEIDECC)大臣、ソロモネ・フィナウ・トンガ放送協会CEO代理、サローテ・シシファ同協会取締役に加え、メディア関係者らが出席しました。

石井大使はスピーチで、「防災は、我が国のトンガに対するノンプロ無償資金協力の優先分野の一つであり、今回の供与の目的は、報道範囲をより広く拡大することで、災害の際に人々に情報がよく行き渡り、備えられるようにすることです。」と述べ、現在TBC本社敷地内に建設中である、平成30年度対トンガ無償資金協力「全国早期警報システム(NEWS)導入計画」の効果を強化するものであることを強調しました。

今回の供与は、放送機材、電源システム、PAシステム等が設置されたラジオ中継用車両であり、約2,060万円相当となります。2015年3月に日本政府とトンガ政府の間で交換公文が署名された防災機材ノンプロ無償資金協力(供与額は計3億円)のうち、第3バッチにおける最後の供与となります。この第3バッチを通じて、本年5月に保健省に、本年8月にはトンガ緊急事態管理庁(NEMO)にも防災機材を供与しています。

テイMEIDECC大臣はスピーチで、日本国民及び同政府に対し、現地のニーズに対応した継続的な支援に対し深甚なる謝意を表すとともに、「国民の暮らしのみならず、人々の命を救う」として、災害発生時における同車両の有用性について述べました。式典の最後には、この車両の視察が行われ、石井大使夫妻はキフィトニ・シクルTBC主任技師より説明を受けました。

我が国のノンプロ無償資金協力は、受益国の社会経済開発に資する機材・製品を供与する協力枠組で、当地ではトンガ政府の戦略的開発枠組の下、同国の持続可能な開発に向けた取組みの推進に寄与することが期待されています。



  • 詳細につきましては、上記のPRESS RELEASE(英文)をご参照ください。