令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「離島廃棄物管理のための車両整備計画」引渡式の実施

令和3年9月9日
令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「離島廃棄物管理のための車両整備計画」引渡式の実施
9月8日、宗永特命全権大使は、我が国が草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて供与した廃棄物収集のための車両3台を廃棄物公社に引き渡しました。同式には、ラシケ卿(公社理事会理事長、元国会議長)、ヴェイヴォサ・タカ人民代表議員(ハアパイ第13選挙区)、パウラ・マウMEIDECC省次官(公社理事会理事)、マラカイ・シカ廃棄物公社CEO、他各省庁関係者が出席しました。
 
宗永大使は、ハアパイ諸島における廃棄物管理能力向上のために活用される車両3台を引き渡すことができ嬉しく思うと共に、「廃棄物公社は、これらの車両を通じて、ハアパイ諸島の主要な島であるリフカ島、フォア島の全ての村でより効率的な廃棄物収集を可能にします」「今回の供与を通じて、ハアパイ諸島の人々の生活水準と環境保護が確実に向上することを願っています。」「廃棄物公社が、これらの車両をよく整備して、安全に運転してくれると信じています」、と述べました。
 
今回供与した車両3台は、(社)日本外交協会を通じて、それぞれ高知市、千葉県野田市、埼玉県吉川松伏消防組合から寄贈されたものです。
 
ラシケ卿は、今回の供与に対する日本政府と日本国民の支援に謝意を述べました。
 
日本政府は、2017年、廃棄物公社に最初の車両供与を行い、現在それらはヴァヴァウ島で活用されています。また、日本政府は、JICA技術協力プロジェクト「太平洋地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(J-PRISM)」を通じて、トンガの廃棄物管理能力の向上を支援しています。