遠隔ICUコンテナ引渡式
令和4年9月20日



2022年9月16日、トゥポウトア・ウルカララ皇太子殿下は、JICAの「新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト」を通じて供与された遠隔ICUコンテナをトンガ保健省に引き渡しました。
引渡式には、宗永特命全権大使、サミウ・ヴァイプル首相代行兼保健大臣代行、タンギ卿(外科部長)、高島JICAトンガ支所支所長の他、シアレ・アカオウラ保健省次官を含む各省庁次官、アナ・アカウオラ医師等の保健省職員、日本の協力事業者らが出席しました。
約5.2億円相当の同プロジェクトは、新型コロナウイルスやその他の感染症に対する医療支援及び強化のため、遠隔医療システムを搭載したICUコンテナを、国立ヴァイオラ病院に導入しました。
宗永大使はスピーチの中で、「我が国はこれまで、トンガの新型コロナウイルス対策を様々な形で支援してきました。今回の遠隔ICUシステムは、必然的に遠隔地となってしまう島嶼国にとって、とても有用で価値のあるものです。この施設を最大限活用することで、新型コロナウイルスだけでなく、その他多くの医療分野におけるトンガの医療サービスの着実な向上が期待できます。私は、このプロジェクトがトンガ国民のため、トンガ医療科学において重要な役割を果たすことを願っています」と述べました。
高島JICAトンガ支所支所長は、「このプロジェクトは、新型コロナウイルス対策、そして、今後新たに起こりうる医療危機への対策や医療保障の確保に繋がる医療システムの強化に特化しています。遠隔医療システムは、日本の専門医・看護師とトンガの医師・看護師を繋ぎ、集中治療に関する専門知識や助言を共有します。ICUコンテナ14台には、ICUベッド5台と集中治療に欠かせない医療機器が整備されています」と紹介しました。
シアレ・アカウオラ保健省次官は、ICU施設に対する日本からの多大な支援、そしてトンガ医療技術の発展への貴重な機会に感謝しました。同次官はさらに、長年に亘り幅広い医療・保健分野で支援を行ってきた我が国に対して謝意を表しました。
引渡式には、宗永特命全権大使、サミウ・ヴァイプル首相代行兼保健大臣代行、タンギ卿(外科部長)、高島JICAトンガ支所支所長の他、シアレ・アカオウラ保健省次官を含む各省庁次官、アナ・アカウオラ医師等の保健省職員、日本の協力事業者らが出席しました。
約5.2億円相当の同プロジェクトは、新型コロナウイルスやその他の感染症に対する医療支援及び強化のため、遠隔医療システムを搭載したICUコンテナを、国立ヴァイオラ病院に導入しました。
宗永大使はスピーチの中で、「我が国はこれまで、トンガの新型コロナウイルス対策を様々な形で支援してきました。今回の遠隔ICUシステムは、必然的に遠隔地となってしまう島嶼国にとって、とても有用で価値のあるものです。この施設を最大限活用することで、新型コロナウイルスだけでなく、その他多くの医療分野におけるトンガの医療サービスの着実な向上が期待できます。私は、このプロジェクトがトンガ国民のため、トンガ医療科学において重要な役割を果たすことを願っています」と述べました。
高島JICAトンガ支所支所長は、「このプロジェクトは、新型コロナウイルス対策、そして、今後新たに起こりうる医療危機への対策や医療保障の確保に繋がる医療システムの強化に特化しています。遠隔医療システムは、日本の専門医・看護師とトンガの医師・看護師を繋ぎ、集中治療に関する専門知識や助言を共有します。ICUコンテナ14台には、ICUベッド5台と集中治療に欠かせない医療機器が整備されています」と紹介しました。
シアレ・アカウオラ保健省次官は、ICU施設に対する日本からの多大な支援、そしてトンガ医療技術の発展への貴重な機会に感謝しました。同次官はさらに、長年に亘り幅広い医療・保健分野で支援を行ってきた我が国に対して謝意を表しました。