海上自衛隊護衛艦「しらぬい」の寄港

令和5年9月1日
レセプションでの鏡開き(左から宗永大使、皇太子同妃両殿下、南艦長)
入港の様子
8月28日~30日、海上自衛隊護衛艦「しらぬい」がトンガに寄港しました。
 
今回の寄港は、インド太平洋地域の各国海軍等との共同訓練等を実施し、戦術技量を向上させるとともに、各国海軍等との相互理解の増進、信頼関係の強化及び連携の強化を図り、地域の平和と安定に寄与することを目的とする、令和5年度インド太平洋方面派遣の一環として実施されたものです。
 
トンガに海上自衛隊の艦船が寄港するのは、昨令和4年2月の輸送艦「おおすみ」、同年8月の護衛艦「きりさめ」に続き3度目となります。また、今回の寄港は、新型コロナウイルス水際対策による規制が撤廃されて以降、初めての自衛艦寄港であり、これまでとは異なり、多くの行事が実施されました。
 
28日には、トゥポウトア・ウルカララ皇太子、シナイタカラ・トゥクアホ皇太子妃両殿下を主賓にお迎えして、「しらぬい」艦長南和宏二等海佐と宗永健作駐トンガ特命全権大使共催による艦上レセプションが実施されました。両殿下に対する栄誉礼に続いて実施されたこのレセプションには、ヴァイプル副首相、ファカファヌア国会議長、ウィッテン最高裁長官、ウラカイ国防軍副司令官をはじめとするトンガ政府、国防軍関係者が出席し、「しらぬい」隊員との交流を通じて、同艦の活動の意義などについて理解を深めました。
 
29日には、トンガ海軍、米沿岸警備隊との共同訓練が実施されたほか、「しらぬい」隊員とトンガ国防軍とのタッチラグビー親善試合、「しらぬい」と国防軍との料理人交流も行われました。