対トンガ王国草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)「アホパニロロ職業訓練校整備計画」引渡式

令和6年3月13日
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2024年3月13日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「アホパニロロ職業訓練校整備計画」の引渡式が行われ、稲垣久生駐トンガ大使は、新たに整備した教室棟をアホパニロロ職業訓練校PTAに引渡しました。同式には、PTA会長の他、校長及び多くの生徒が出席し完成を祝福しました。
 
稲垣大使はスピーチで、このプロジェクトの完成に向けた関係者の努力と献身に対し大いに感謝の意を表しました。また、長年に亘り当館が主催する天皇誕生日レセプション等で同校生徒及び卒業生から職業意識の高いサポートをいただいており、イベントの成功に欠かせない存在であるとして引き続き連携していきたい旨述べました。
 
続いて、カソリック学校を代表してソアネ・ヴァヘ部長は日本政府及び日本国民に対し、本支援によって生徒の学習環境が改善されるとして深甚なる謝意を表明しました。
 
本支援は、被供与団体であるアホパニロロ職業訓練校PTAから、新しいカリキュラム開始にともなう教室不足の改善要請を受けた日本政府が、新たに教室棟を整備したものです。
 
草の根・人間の安全保障無償資金協力制度は、途上国におけるコミュニティレベルでの開発需要に取り組むために、トンガ王国には1990年に導入され、これまで様々な分野で300件を超える事業が実施されています。