対トンガ王国草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)「パンガイモツ幼稚園整備計画」引渡式

令和6年4月24日
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2024年4月24日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「パンガイモツ幼稚園整備計画」の引渡式が行われ、稲垣久生駐トンガ大使は、新たに整備した幼稚園児向け教室をパンガイモツ小中学校PTAに引渡しました。同式には、ヴァヴァウ島選出のモアレ・オトゥヌク議員、PTA会長、校長、園児及び児童の他、多くの村民が出席し完成を祝福しました。
 
稲垣大使は今回初めてヴァヴァウ諸島を訪問しました。スピーチのなかで、このプロジェクトの完成に向けた関係者の努力と献身に対し大いに感謝の意を表し、今後の我が国による支援がより強靭なトンガ社会を構築するために重要な役割を果たし、両国の温かく緊密な友好関係がより豊かなものとなることを期待しますと述べました。
 
続いて、ヴァヴァウ諸島初等教育事務所のシオネ・トコマアタ所長は日本政府及び日本国民に対し、本支援によって児童の学習環境が改善されるとして深甚なる謝意を表明しました。
 
本支援は、被供与団体であるパンガイモツ小中学校PTAから、同校敷地内幼稚園の教室不足に対する改善要請を受けた日本政府が、新たに教室棟を整備したものです。
 
草の根・人間の安全保障無償資金協力制度は、途上国におけるコミュニティレベルでの開発需要に取り組むために、トンガ王国には1990年に導入され、これまで様々な分野で300件を超える事業が実施されています。