対トンガ王国草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)「フリーウェズリアン小学校ヌクアロファ校整備計画」引渡式

令和6年5月10日
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2024年5月10日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「フリーウェズリアン小学校ヌクアロファ校整備計画」の引渡式が行われ、稲垣久生駐トンガ大使は、新たに整備した教室棟を同校PTAに引渡しました。同式には、校長、PTA会長、協会関係者、財務省担当者の他、多くの生徒が出席し完成を祝福しました。
 
稲垣大使はスピーチで、生徒たちに適切な教育環境を提供することの意義を改めて強調し、「このプロジェクトを完成させたPTAの努力と献身に大変感謝します。今後も、草の根・人間の安全保障無償資金協力がトンガ王国の強靭な社会づくりに重要な役割を果たしていくことを願っています」と述べました。
 
続いて、フリーウェズリアン教会を代表してテビタ・パレファウ牧師は、トンガ王国の教育に対する日本の継続的な支援に深甚なる感謝の意を表し、新しい教室棟は生徒の学習の質を向上させる助けとなると述べました。
 
本支援は、被供与団体であるフリーウェズリアン小学校ヌクアロファ校PTAから教室不足の改善要請を受けた日本政府が、新たに教室棟を整備したものです。
 
草の根・人間の安全保障無償資金協力制度は、途上国におけるコミュニティレベルでの開発需要に取り組むために、トンガ王国には1990年に導入され、これまで様々な分野で300件を超える事業が実施されています。