令和6年度対トンガ国草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)署名の実施

令和7年2月13日
令和6年度対トンガ国草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)署名の実施
2月12日(水)GGP署名式がマイケル・ブルームフィールド運輸セクター委員会副委員長の立ち合いの下、ファアモツ国際空港VIPラウンジにて行われ、稲垣久生駐トンガ日本国特命全権大使とエドガー・コッカー・トンガ空港公社CEOが署名しました。また、この署名式にはトンガ財務省職員、プロジェクト関係者が出席しました。
今回の我が国からの支援は、中古化学消防車1台です。これにより、法令で消防車の配備が義務づけられているものの、財政上の制約により未配備の状態が続いていたハアパイ空港に化学消防車が配備されます。
 
稲垣大使は、「トンガと日本は皇室と王室との交流を通じて良好な二国間関係を築いてきており、今年は外交関係樹立55周年にあたります。日本の地方自治体で使用されていた消防車を供与する本プロジェクトは、両国の強い絆及び安全と緊急事態への備えを強化するという共通の取り組みを象徴するものです。」と述べました。
 
マイケル・ブルームフィールド運輸セクター委員会副委員長は謝辞を述べ、日本とトンガの友好関係が今後さらに豊かなものになることを願うとともに、トンガの地域社会が直面している様々な課題に対する日本の支援に対し謝意を示しました。