対トンガ王国草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)「ポプア小中学校整備計画」引渡式

令和7年2月25日
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2025年2月25日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「ポプア小中学校整備計画」の引渡式が行われ、稲垣久生駐トンガ大使は、新たに整備した教室棟を引渡しました。同式には、教育訓練省次官、PTA会長の他、校長及び多くの生徒が出席し完成を祝福しました。
 
稲垣大使はスピーチで、このプロジェクトの完成に向けた関係者の努力と献身に対し大いに感謝の意を表しました。また、トンガと日本は皇室と王室との交流を通じて温かい二国間関係を築いており55年を超える相互協力関係を築いていると述べました。
 
続いて、教育訓練省を代表してイシケリ・オコ時間は日本政府及び日本国民に対し、本支援によって生徒の学習環境が改善され、長い将来に渡り多くの生徒に裨益するとして深甚なる謝意を表明しました。
 
本支援は、被供与団体であるポプア小中学校PTAから、生徒数増加にともなう教室不足の改善要請を受けた日本政府が、新たに教室棟を整備したものです。
 
草の根・人間の安全保障無償資金協力制度は、途上国におけるコミュニティレベルでの開発需要に取り組むために、トンガ王国には1990年に導入され、これまで様々な分野で300件を超える事業が実施されています。