令和7年度対トンガ国草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)2案件の署名の実施

令和7年10月24日
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10月24日(金)GGP署名式がトンガ財務省で行われ、大聖寺利幸駐トンガ日本国臨時代理大使と各被供与団体の代表者が署名しました。署名式にはカペリリ・ラヌマタ貿易経済開発大臣、キリシティナ・トゥアイメイアピ財務次官、プロジェクト関係者、施工会社、及び監査会社の代表が出席しました。
今回の我が国からの支援は、(1)エウエイキ村避難所兼コミュニティホール建設、(2)トゥポウカレッジ調理棟の改修です。
 
大聖寺臨時代理大使は、「本日署名した2案件は、災害からの復興や、学校環境の改善などそれぞれに目的があります。これらのプロジェクトがトンガ王国においてより強靭な社会を構築する上で重要な役割を果たすこと、また両国の友好関係がお互いの協力により今後さらに豊かなものになることを願っています。」と述べました。
 
トゥアイメイアピ財務次官は、各署名案件に触れつつ、「日本からのGGPによる支援はトンガ国内の地域社会の発展を支えてきました。我々はこれらの支援が効果的に管理され、人々の生活に持続可能な社会的・経済的変革をもたらすことを約束します。」と述べ、我が国からの継続的な支援について謝意を表しました。
 
トゥポウカレッジPTAからアメリア・マァアフ会計責任者が各プロジェクトの署名者を代表して謝辞を述べました。長年の希望であった調理棟の改修により多くの生徒や学校関係者が衛生的且つ快適に調理できることを歓迎し、トンガの学校が直面している様々な課題に対する日本の支援に対し謝意を表しました。
 
今回の署名者は、エウエイキ村委員会のシニパタ・トウタイ委員長、トゥポウカレッジPTAのアメリア・マァアフ会計責任者の2名でした。