「アピフォオウ・カレッジ中・高等学校技術・職業訓練教育施設整備計画」竣工式
平成28年6月10日
6月09日 草の根・人間の安全保障無償資金協力-竣工式典の実施
6月9日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「アピフォオウ・カレッジ中・高等学校技術・職業訓練教育施設整備計画」の竣工式典が行われ、沼田行雄駐トンガ大使は、日本政府及び国民を代表して出席し、多数の同校生徒及び関係者と共に新教室棟の完成を祝福しました。同式典には、マフィ枢機卿、タタフ・モエアキ財務計画省次官、ソアネ・ヴァへ・カトリック教会教育部長他が出席しました。
沼田大使は、スピーチの中で、本支援がトンガの中等教育で深刻な問題となっている高い中退率の改善に資することを目指すものであることを強調しつつ、「今回、完成した技術科・職業訓練教育施設が、若者たちに、より幅広い未来の選択肢を提示し、彼らが責任あるトンガの市民へと成長していくための一助になると確信しています。」と述べました。
同式典でマフィ枢機卿は、アピフォオウ中・高等学校の生徒が、充実した職業技術・訓練を受けることができる教育環境を整備してくれた日本政府と国民に対し、深甚たる謝意を表明されました。
なお、本事業は、2015年に、被供与団体のアピフォオウ・カレッジ中・高等学校父母教師会が我が国に対し、技術・職業訓練科の教室棟を建設したいとの要請を行ったことを受けて実施されたものです。
草の根・人間の安全保障無償資金協力制度は、途上国特有の開発需要に対応するために、1989年に導入されました。これまでにトンガ王国で実施されてきた事業の半数以上は、教育環境の改善を目的とするものです。本支援は、トンガ王国政府及び国民による人間の安全保障の確保へ向けた努力を支援する日本の姿勢を示すものであり、日・トンガ両国の政府・国民間の温かく緊密な関係の更なる強化へと繋がることを期待しています。

新教室棟の前で握手される沼田大使とマフィ枢機卿
沼田大使は、スピーチの中で、本支援がトンガの中等教育で深刻な問題となっている高い中退率の改善に資することを目指すものであることを強調しつつ、「今回、完成した技術科・職業訓練教育施設が、若者たちに、より幅広い未来の選択肢を提示し、彼らが責任あるトンガの市民へと成長していくための一助になると確信しています。」と述べました。
同式典でマフィ枢機卿は、アピフォオウ中・高等学校の生徒が、充実した職業技術・訓練を受けることができる教育環境を整備してくれた日本政府と国民に対し、深甚たる謝意を表明されました。
なお、本事業は、2015年に、被供与団体のアピフォオウ・カレッジ中・高等学校父母教師会が我が国に対し、技術・職業訓練科の教室棟を建設したいとの要請を行ったことを受けて実施されたものです。
草の根・人間の安全保障無償資金協力制度は、途上国特有の開発需要に対応するために、1989年に導入されました。これまでにトンガ王国で実施されてきた事業の半数以上は、教育環境の改善を目的とするものです。本支援は、トンガ王国政府及び国民による人間の安全保障の確保へ向けた努力を支援する日本の姿勢を示すものであり、日・トンガ両国の政府・国民間の温かく緊密な関係の更なる強化へと繋がることを期待しています。

新教室棟の前で握手される沼田大使とマフィ枢機卿