令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ヴァイニ村給水設備計画」引渡式実施

令和4年2月1日
令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ヴァイニ村給水設備計画」引渡式実施
1月28日、宗永特命全権大使は、令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)「ヴァイニ村給水設備計画」を通じて供与された給水設備をヴァイニ村第1給水委員会に引き渡しました。
 
宗永大使は、ヴァイニ村の領主であるマアフ前副首相兼国土・調査・天然資源大臣兼国防大臣の逝去、そして今回の火山噴火及び津波の被害を受けたヴァイニ村の人々に対し哀悼の意を表しました。
 
宗永大使は、「火山噴火・津波災害下において、健康的な生活を維持するために清潔な水を確保することは非常に重要です」、「今回供与した新たな給水設備が災害からの復興及び人々の生活水準の向上のため、最大限活用されることを願っています」、と述べました。
 
被供与先であるヴァイニ村第1給水委員会は、ヴァイニ村の8つの給水委員会のうちの1つです。彼らは、1990年代に設置され老朽化により故障している古い給水システムを買い換えるため我が国に支援要請を行いました。今回の支援を通じて、新たな給水タンク、給水タンク台、電気式給水ポンプ、主配管を設置し、ヴァイニ村750人が直接裨益します。