2013年10月4日
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平成24年度対トンガ草の根・人間の安全保障無償資金協力 「障がい者リハビリセンター整備計画」引渡し式の実施
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2013年12月10日、当国の障がい者支援施設の一つであるマンゴツリー・センターにおいて、平成24年度対トンガ草の根・人間の安全保障無償資金協力「障がい者リハビリセンター整備計画」の引渡し式が行われ、葉室和親駐トンガ大使が出席しました。また、トンガ側からは、ファカファヌア議会議長の代理として母君であるオフェイナ・エ・ヘ・ランギ・ファカファヌア王女殿下、ヴァエア内務大臣及びリシアテ・アコロ財務計画大臣が出席しました。
葉室大使は、我が国の開発理念の一つである「人間の安全保障」について言及しつつ、公正で開かれたコミュニティー作りの重要性について触れ、トンガ政府の開発理念は、我が国が目指す「人間の安全保障」と共通していると述べました。ファカファヌア王女殿下は我が国からの支援に対して謝意を表し、日本の支援からトンガ国民全てが裨益していると挨拶しました。アコロ財務計画大臣はトンガ政府を代表して、トンガ戦略的開発フレームワーク実施における日本からの貢献について謝意を表しつつ、本計画が特にミレニアム開発目標とも関連するユニバーサル・ヘルスの実現に貢献するものであると評価しました。
本計画は、我が国が1993年から開始した「対トンガ草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用して完成したものです。トンガではこれまで実施・実施中の合計247の事業のうち、障がい者の教育アクセス確保・社会参加促進を目的とした8件が採択されています。