2014年2月7日
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「警察巡回車両整備施設改善計画」の贈与契約署名式
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2月7日、平成25年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「警察巡回車両整備施設改善計画」の贈与契約署名式がロンゴロンゴ村の警察学校で行われ、シオシファ・トゥウタファイバ警察・刑務・消防大臣臨席の下、葉室和親駐トンガ日本国大使とグラント・オフィー警察本部長が署名を行いました。
葉室大使はスピーチで、地域に根ざしたトンガ警察の重要性に焦点をあて、本プロジェクトで改善される整備施設が、市民が安全に生活でき、相互の信頼を築くことができるコミュニティー形成をを支援するトンガ警察の取り組みに貢献することを期待していると述べました。
アシュリー・フア警察副本部長代行は、この車両整備施設によって全ての警察車両の稼働時間が長くなり、警察がより多くの時間を周辺地域のパトロールに費やすことができるようになると述べ、「私たちが推し進めようとしているのは、この車両整備施設だけではなく、警察への信頼向上である」と付け加えました。トンガ警察は2013年4月から日本の無償資金協力に申し入れ、警察車両の適切な定期点検を最優先事項に掲げてきました。既存の整備施設は40年以上前に立てられたものでした。
この草の根・人間の安全保障無償資金協力によって新たに建設されるのは、事務室、スペア・パーツの倉庫、車両2台分の作業場です。
プロジェクトファクトシート(PDF)