2014年3月17日
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「僻地における防災能力強化のための野外中継車整備計画」贈与契約署名式
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3月13日、平成25年度対トンガ草の根・人間の安全保障無償資金協力「僻地における防災番組制作能力強化のための野外番組作成中継車整備計画」の贈与契約署名式がトンガ放送協会本社のスタジオで行われ、葉室和親駐トンガ日本国大使とエセタ・フシトゥア・トンガ放送協会取締役会会長が署名を行いました。署名式には、パウラ・マウ情報通信省次官、トゥナ・フィエラケパ夫人、ジウリオ・マサソ・パウンガ・トンガ放送協会理事他が出席しました。
葉室大使はスピーチで、常に最新の情報が国民に提供されることは、災害時には特に重要であると強調し、災害対策の際に、本支援で供与される野外中継車はニュースや、映像、情報が取材しやすくなり、視聴者やローカル・コミュニティが災害に備えやすくなるだろうと述べました。
また、葉室大使は、日本は自然災害の被害を最も受けている国のひとつとして、防災分野における経験や知識を共有していく考えであると述べました。
パウンガ理事は、本支援により、トンガ放送協会が生命を救うことが可能となると述べ、日本国民と日本政府に対して、謝意を表明しました。
本支援の資金は日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力によって提供されました。中継車の整備は4か月で完了し、日本から輸送される見込みです。
プロジェクトファクトシート(PDF)