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2014年11月20日

  • 平成25年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「警察巡回車輌整備施設改善計画」引渡し式
  •   11月20日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「警察巡回車輌整備施設改善計画」の引渡し式が、トンガタプ島ロンゴロンゴ村のトンガ警察カレッジにて行われ、日本政府及び国民を代表し、葉室和親駐トンガ日本国大使が、シオシファ・トゥウタファイヴァ・トンガ警察・刑務・消防大臣に対し、新たに建設された車輌整備施設を引き渡しました。

      葉室大使はスピーチで、国民の人間の安全保障と開発の促進の重要性を強調し、「新たな車輌整備施設では、より安全なトンガの実現へ向けて、共同体における警察の存在を増すため、警察の資産である警察車輌の整備が行われます。 今回供与された車輌整備施設は、緊急連絡に対する効果的かつ効率的な対応を可能とし、法と秩序の維持を通じて、トンガ政府の戦略的開発フレームワークの目的の一つである、安全で安定した社会を実現するための重要な一歩です。今回供与した整備施設が、良好な状態で維持され、現在の世代のみならず、将来の数世代に亘り、人々の生活の質の向上に役立つことを期待します。」と述べました。

      トゥイタファイヴァ大臣及びグラント・オフィー・トンガ警察本部長は、「トンガ警察は、共同体に必要なサービスを提供するため、古い警察車輌整備施設を改善する必要性に直面していました。新たな車輌整備施設は、トンガの技術専門学校の学生に、車輌整備・修理の実地経験を得る機会も提供することとなります。」と述べ、日本政府及び国民からの支援に謝意を表明しました。

      トンガ警察は、適切な施設において、警察車輌の適正な定期点検を行うことを重視し、2013年4月に我が国からの支援を要請していました。旧来の車両整備施設は、既に40年以上経過していました。本プロジェクトは、日本政府による「対トンガ草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用して完成したものです。今回の支援を通じ、事務所スペース、スペア・パーツ保管スペース、ワークショップ・スペース、タイヤ・サービス・スペース、サービス・ピットを含む、車輌整備施設一棟が建設されました。

      プロジェクトファクトシート(PDF)