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2015年8月28日

  • 平成26年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ロンゴマプ小学校整備計画」引渡し式
  •   8月19日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「ロンゴマプ小学校整備計画」の引渡式が、ババウ諸島のロンゴマプ村で行われ、沼田行雄駐トンガ日本国大使が、日本政府及び国民を代表し、整備された教室棟等の教育施設を引き渡しました。引渡式には、サイア・マウ・ピウカラ保健大臣(ババウ14区選出人民代表議員)の他、クロード・トゥポウ教育・訓練省次官代行らが出席しました。

      沼田大使はスピーチの中で、本プロジェクトの完了を祝福し、貧困と格差を撲滅し、持続可能な経済成長の礎を築く、教育の重要な役割を強調しつつ、「教育を受ける権利の確保に熱心な父母教師会に恵まれたロンゴマプ小学校の児童の皆さんは幸運です。」と述べました。また、沼田大使は、同小学校の校庭に、トンガ固有種の樹木を3本植樹し、ヘイララ(フクギ科)には「友情」、アヒ(ビャクダン科)にはそれぞれ「未来」、「夢」と名付けました。

      クロード・トゥポウ教育・訓練省次官代行は、ロンゴマプ村の児童のために安全で健康的な教育環境を整備した日本政府の支援に謝意を表明しました。1961年に設立されたロングマプ小学校は、2014年に草の根・人間の安全無償資金協力を通じた日本の支援を要請しました。今回の引渡式は、教室棟、フェンス、雨水タンク等の整備改修の完了を記念するものです。

      日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ、2014年までにトンガ国内において134件以上の教育分野のプロジェクトを実施しています。