2014年1月31日
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「マイクログリッドシステム導入計画」起工式
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1月31日、葉室和親駐トンガ日本国大使は、トゥイバカノ・トンガ王国首相とともに、バイニ村で行われた、平成24年度対トンガ無償資金協力「マイクログリッド導入計画」(支援額:約16億円)の起工式に出席しました。
マアマ・マイ太陽光発電施設へマイクログリッドシステムを導入する我が国の支援は、プロジェクトの実施機関であるトンガ電力公社が、トンガ・エネルギー・ロードマップの実現に向けて、再生可能エネルギーによる発電の拡大を可能にするものです。本支援ではバイニ村に1メガワットの太陽光発電設備が供与される他、ポプア村に所在する既存のハイブリッド発電システムへ接続されるマイクログリッドシステムが設置されます。
葉室大使はスピーチで、「トンガは太平洋諸国の中でも、再生可能エネルギーの促進についてリーダーシップを発揮しており、こうした努力に対する日本政府の支援を目の当たりにすることは大変嬉しく思います。本プロジェクトで導入される制御システムにより、トンガタプ島の発電機は相互に調整され、太陽光発電によって生成された電力の振幅が原因となる負荷や損傷を最小限に押さえ、既存のハイブリッド発電システムが改善されます」と述べました。
新しいシステムの導入の完了は、2015年3月末を予定しています。
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