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2014年5月9日

  • 「ビウラ小学校整備計画」引渡し式
  •  5月9日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「ビウラ小学校整備計画」の引渡し式が、トンガタプ島バイニ地区の同校で行われ、葉室和親駐トンガ日本国大使の他、バイニ地区の貴族であるカヴァモリ・マアフ卿、アナ・マウイ・タウフェウルンガキ教育訓練大臣、シオネ・タイオネ・トンガ議会人民代表議員、シオネ・カカラ・モアラ・セブンスデー・アドベンチスト教会司祭らが出席しました。

     葉室大使はスピーチで、開発の重要性について強調し、「開発は、トンガ王国の本質である公平な社会の構築の実現にとって欠くことができません。開発は包括的であるべきであり、特に教育は人々が人生の目標を達成するために必要なものです。そしてこれは日本政府が支援を試みている人間の安全保障と包括的な成長そのものにあたります」と述べました。

     アナ・マウイ・タウフェウルンガキ教育訓練大臣は、トンガの教育分野への日本国民と日本政府の継続的支援に対し謝意を表明し、「社会の中で最も脆弱なコミュニティやグループを対象とする日本の草の根無償支援プログラムからは、遠隔地や離島部の学校やコミュニティで非常に必要とされている支援を継続的に提供していただいています。これらのコミュニティにとっては、この支援無しに、学校施設の整備や新設、質の高い教育や教材を提供することは非常に困難です」と述べました。

     本プロジェクトは、日本政府による「対トンガ草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用して完成したものです。ビウラ小学校父母教師会は、安全で衛生的な教育環境の実現のために、我が国からの支援を申請していました。


      プロジェクトファクトシート(PDF)