2014年7月18日
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「トゥフバイ小学校整備計画」引渡し式
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7月18日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「トゥフバイ小学校整備計画」の引渡し式がエウア島の同校で行われ、葉室和親駐トンガ日本国大使が、日本政府及び国民を代表し、新たに建設された施設を引き渡しました。
引渡し式には、スニア・フィリ・トンガ議会人民代表議員(エウア選出)の他、セコナ・トゥイプロトゥ・エウア島駐在政府代表代行、クロード・トゥポウ教育訓練省副次官、シオシファ・カヴァトゥフバイ小学校父母教師会会長らが出席しました。
葉室大使はスピーチで、プロジェクトの完成に対する祝意を表明しつつ、トゥフバイ小学校の生徒及び教師のために、健康的で学習意欲を喚起する教育環境を確保することの重要性について強調し、「良質な教育へのアクセスは、コミュニティの成長と発展を可能とする、社会にとって非常に重要な要素です。」と述べました。
クロード・トゥポウ教育訓練省次官は、日本の支援に対して謝意を表明し、「本日の投資は、日本政府のトンガに対する多分野に亘る支援の足跡に新たな一歩を記すものです。トンガの教育は、これまで、日本による支援の恩恵を、能力構築、カリキュラム開発、教育法、教材、人的資源、資本等のあらゆるレベルで享受してきました。関係者の方々のこれまでのご尽力に心より感謝申し上げ、本日トゥフバイ小学校でこうした関係者の努力の成果を拝見し、祝福することができることを嬉しく思います。」と述べました。
トゥフバイ小学校父母教師会は、子供達のための安全で衛生的な教育環境の実現を重視し、2013年9月に日本からの支援を申請していました。本プロジェクトは、日本政府による「対トンガ草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用して完成したものです。
プロジェクトファクトシート(PDF)