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  4. 「ファアモトゥ村給水施設整備計画」竣工式の実施

2015年6月3日

  • 平成24年度対トンガ草の根・人間の安全保障無性資金協力 「ファアモトゥ村給水施設整備計画」竣工式の実施
  •  6月3日、草の根・人間の安全保障無償資金協力「ファアモトゥ村給水施設整備計画」の竣工式が、ファアモトゥ村で行われ、サロテ・マウマウタイミ・トゥクアホ王女が主賓として引渡し式にご出席し、沼田行雄駐トンガ日本国大使が、日本政府及び国民を代表し、整備された給水施設を引き渡しました。

    沼田大使は本計画の完了を祝福し、「人間の安全保障に関わる水の重要性を鑑み、我が国は、老朽化し厳しい状態にあるファアモトゥ村の給水施設を、草の根・人間の安全保障無償資金協力により整備しました」と冒頭の挨拶で述べました。

    草の根・人間の安全保障無償資金協力は、発展途上国において顕著な、開発上の必要に応えるために1989年に導入されました。現在、教育、医療、保健の分野や、非営利団体、村落共同体他、多くの人々の基礎生活環境の改善を支援する261もの計画がトンガ王国において実施されてきました。

    ヴィリ・ルイ ファアモトゥ村長は日本政府と国民の寛大な支援に感謝し、「今回の日本政府による給水施設整備の援助、そして支援に、トゥンギ王子そしてその国民が感謝しています。今回の支援に我々がどれほど感謝し、喜び、興奮しているか、言い表すことができません。」と述べました。ファアモトゥ村水利委員会は2012年に日本の支援を求めており、1986年に設置されて以来老朽化が進んでいた給水施設の整備の完了を記念し、竣工式が行われました。

    今回の、トンガ政府及び国民による自助努力を支援したことは、人間の安全保障とミレニアム開発目標を達成するという我が国の公約の縮図となっています。

     
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