在トンガ日本国大使館ホームページは「JavaScript」が使われております。
「JavaScript」をONにしてご利用下さい。
  1. ホーム
  2. アーカイブ
  3. 平成27年度掲載情報
  4. 「平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力4案件」贈与契約署名式の実施

2015年12月17日

  • 「平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力4案件」贈与契約署名式の実施
  •  

     12月17日(木)、ヌクアロファの財務計画省において、平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力4案件に関する贈与契約署名式が行われ、沼田行雄駐トンガ日本国大使と各被供与団体代表が署名を行いました。署名式には、アイサケ・エケ財務計画大臣他が出席しました。



     沼田大使はスピーチの中で、日本政府は、トンガ国民に人々の脆弱性をもたらしている社会的・経済的制約を認識し、人々の日常生活のニーズに焦点を合わせた国際協力を推進していることを強調した上で、「本日のプロジェクトの開始は、安全な飲み水、教育、人間の安全保障にアクセスする子どもの権利の保障へ向けた、皆さんの献身的努力の一部です。」と述べました。

     本支援では、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて、ハアパイ諸島の「ロファンガ村共同体多目的研修施設整備計画」、トンガタプ島ハアテイホ村の「アッパー・ルーム小学校整備計画」、「プケ村給水施設改善計画」、「ヌクレカ村給水施設改善計画」の4件に対し、総額約3,500万円が供与されます。(詳細は別紙参照

     アイサケ・エケ財務計画大臣は、日本政府及び日本国民によるトンガの貧困撲滅と生活水準の向上に向けた継続的支援に対する謝意を表明しました。



     シィティベニ・フェアオ・ヌクレカ村長は、日本の支援に深謝すると共に、「私は、本プロジェクトが目的を達成し、成功に導くため、全ての人々が共同体リーダー及び関係者と手を取り合い協働することを求めます。」と述べました。



     本支援は、トンガ王国政府及び国民による人間の安全保障確保へ向けた努力を支援する日本の姿勢を示すものであり、本支援が日・トンガ両国の政府・国民間の温かく緊密な関係の更なる強化へと繋がることを期待しています。


  • (3)